核融合科学研究所キャンパス情報ネットワーク(NIFS-LAN)

核融合科学研究所のキャンパス情報ネットワークは、平成7年度にATM (Asynchronous Transfer Mode) 交換機と多数のスイッチングハブからなるネットワークとして構築されました。平成8年度、10年度に整備・拡張され、平成13年度には、ATM交換システムからギガビットネットワークシステムになりました。また、国立情報学研究所のSINET3(Science Information Network)と接続されており、快適で安全なネットワーク環境を提供しています。

構成

NIFS-LANは用途の異なる三つのクラスターと外部接続機構から構成されています。

  • 研究基盤クラスター(研究基盤LAN): 研究所全体を網羅し、一般に使用するネットワークです。
  • LHD実験クラスター(LHD実験LAN): LHD実験に関連する実験棟に配置され、LHD実験を遂行するためのネットワークです。
  • 大型シミュレーション研究クラスター: 大規模シミュレーション研究を効率的に行うためのネットワークです。
  • 外部接続機構: 外部ネットワークと接続し、外部ネットワークへ/からのセキュリティ機能をもっています。

バックボーン

NIFS-LANの中心にギガスイッチルータを配し、研究棟・実験棟はそれぞれ1Gbpsで接続されています。

インターネット

NIFS-LAN(キャンパスLAN)は国立情報学研究所のSINET3と1Gbpsで接続されています。

遠隔実験参加

SINET3のVPN(Virtual Private Network)サービスを活用して、遠隔地の大学の研究室からLHD実験に参画するプロジェクトが開始されています。現在9機関がSINETを介して直接NIFS-LANに接続されています。